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藤原弘達の葬儀に祝電を打った学会員

藤原弘達の葬儀に祝電を打った学会員

創価学会の公式ホームページを見ていたら、面白いことに気付いた。

このHPには歴代会長を紹介する頁があるのだが、何故か牧口常三郎(初代)、戸田

城聖(第2代)、池田大作(第3代)の3人しか紹介されていない。

ご存知の方も多いと思うが、池田氏の跡は北条浩氏(第4代・故人)が継ぎ、現在は

秋谷栄之助氏が会長(第5代)である。

通常の組織であれば、北条氏や秋谷氏を前の3氏と同列で紹介するのが常識であろう。まあ、秋谷氏は「基本データ」という地味なところで紹介されているから言い訳もつく。が、北条氏についてはまったく無視。

これが創価学会というものなんだね。常識では測れない(笑)

北条氏は、創価学会が「日蓮正宗の教義を逸脱した」として宗門から非難された、いわゆる「52年路線(1977年)」や「共産党・宮本議長宅電話盗聴事件(1980年)」の責任を取るために会長にされたと言われる。どちらの事件も池田氏に責任があるのだが、矢面に立たされたのは、当時の会長であった北条氏だった。

スケープゴートにされた北条氏は、共産党から提訴された一年後(1981年)、自宅の

風呂場で倒れ急死する。

宗門からの非難を一身に浴び、電話盗聴事件の被告として法廷に立たされる。北条氏の受けた精神的重圧が、いかばかりのものであったか、容易に想像がつく。

要は、北条氏は池田氏の犠牲者だったのだ。にもかかわらず、学会の公式HPでは

無視されている。

このような組織が、次のようにHPで語りかけている。

創価学会の理想は、「庶民が最も大事にされる社会」をつくることです。それこそ「真の民主主義社会」であると考えます。草の根の庶民が最も大切にされ、生き生きと暮らせる社会こそ、真に平和な世の中ではないでしょうか。創価学会は、どこまでいっても

「庶民の味方」であり続けます。これは、池田大作名誉会長も、何度も訴えています。皆さんの知っている創価学会員もきっと“庶民の中の庶民”ではありませんか?

もう「ふざけるな!!!」としか言いようがない。

参照1:SOKAnet

参照2:「反対者に対する報復」として盗聴を計画

参照3:日蓮正宗と創価学会との関係について

学会にまつわる話で、とんでもないものを、もう一つ見つけた。

学会を批判する本で有名な『創価学会を斬る』の著者で、1970年前後の「言論出版

妨害事件」の一方の当事者であった藤原弘達氏が亡くなられたときの話だ。

藤原氏の葬儀の日に、学会員から、なんとダンボール2箱分もの祝電が送られてきたというのだ。これも常識ではちょっと考えられないことである。